こんにちわ。Null City Realtime Simulationsのナルシです。

現在、戦艦アプリが大変流行っていますが、時代の流れは既すでに航空機の時代へと移り始めているということで、空母機動部隊同士の大決闘アプリをリアルタイムシュミレーションで実現してみました(この場をお借りして紹介させて頂きます)。

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1942年当時の空母機動部隊同士の決戦というものは、シュミレーションアプリを創る立場では、最終の究極の目標みたいなものです。しかしながら創り始めてすぐわかったことは、創るの大変難しいということでした。なんせ片方の国の機動部隊だけで6隻の正規空母、600機の艦載機、8機の索敵機、2隻の巨大戦艦、6隻の重巡洋艦、6隻の駆逐艦という大所帯構成です。これを二組準備して広大な海域の中に配置して、片道2時間の距離を飛行して攻撃して帰還し、加えて残存した戦力で第2次攻撃隊まで発進させるという巨大システムの構築となりました。

結果としてそれなりに良くできたのではと考えておりますが、興味のない方にはまるで意味不明のアプリだと思います。本アプリではアプリ内で操作を理解するための「訓練戦闘モード」や操作説明書なども準備しておりますので、詳細の操作などは必要に応じてそちらを参照頂くとして、このアプリでどういう体験ができるのか、どういう決断をプレイヤーがしなければならないのかを紹介させて頂きたいと思いますので、しばらくのあいだおつきあい頂くようお願いいたします。

なお、創る側視点での発見などは一番最後の章に記載してありますので、興味がある方は見て頂きたいと思います。

1.本アプリのコンセプト

コンセプトは明確です。それは「短縮された時間の中で、ひとりのプレーヤーがすべての階層の全役割で参戦する」ということです。空母機動部隊は巨大な組織ですが、それぞれの階層では最前線の役割が勝利のためには大変重要となります。プレーヤーは決闘の勝敗に直結するすべての役割を体験することで、空母機動部隊決戦をよりよく理解することができ、また結果として敵空母機動部隊との決戦の勝利の難しさ、尊さを知ることができます。

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プレーヤーの果たす役割は、機動部隊司令長官、索敵機搭乗員、雷撃攻撃機搭乗員、急降下爆撃機搭乗員、迎撃戦闘機搭乗員、航空母艦艦長となります。70年後の現在からは、いろいろな「たられば」の話があります。「魔の5分間」「索敵機カタパルト故障」「索敵ミス:空母見逃し」「護衛戦闘機無しの突撃」など。ですが、このアプリですべての階層を自分で行って戦ってみれば、それらの「たられば」が無意味なことがわかります。それは当時では何でも発生しえたということです。ということが良くわかるアプリになったと思います。理由は最後で記載します。

2.それぞれの役割についての紹介

(1)索敵

雲海の中を飛行して敵機動部隊を索敵する役割です。プレーヤーは索敵機搭乗員となって敵艦隊を発見しなければなりません。この索敵という作業がどういうものなのかを理解するためにこのアプリを創ったといっても良いかと思います。広がる雲海の中、広大な海域をひとりで敵部隊を見つけなければならないのですから。索敵ミスは即、自軍機動部隊撃滅の危機となります。雲海の中を飛行するシーンは我ながら良くできているかも知れません。楽しんで頂ければ幸いです。ですが責任重大ですので気を抜かないようにお願いします。

(2)攻撃

攻撃は雷撃と急降下爆撃があります。1942年を想定していますので防空体制もまだまだ未熟です。攻撃機の損害は多数発生しますが、強烈な打撃力を示すことが可能です。ヨークタウンを雷撃でも赤城を急降下爆撃でも体験することは可能です。撃沈できるときには必ず撃沈することが勝利への第一歩です。

早朝の索敵機発進から始まって飛行時間で2時間程度が最長決闘距離となります。第1次攻撃が終了してまだ日没までに攻撃が可能であれば第2次攻撃部隊による攻撃が行なわれます。自軍は第2次攻撃部隊無しでも敵はやってくるかもしれません。油断は禁物です。

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(3)防衛

空母決戦は相手が間抜けでなければ、互いの攻撃部隊が空中ですれ違います。すなわちどちらの機動部隊もまず敵攻撃部隊に攻撃されます。よって決闘に勝利するためには、敵攻撃部隊の攻撃をいかに避けるかが重要となります。

艦隊護衛のための迎撃戦闘機部隊の隊長となって迫りくる敵攻撃部隊をいち早く発見して迎撃することが大変重要です。また敵攻撃部隊が艦隊上空に到着した際には航空母艦の巧みな操艦により敵魚雷、急降下爆撃を避けることが重要となります。大変ですが頑張って自軍空母機動部隊を守って下さい。

(4)戦略情報収集と軍事共通活動

1回の空母決戦は基本は1日で終了します。本アプリでは海戦の勝敗により敵軍との境界線が移動し、最終的には敵本拠地または自分本拠地での決戦となりキャンペーン全体の勝敗が決まります。この全体を見るための戦略マップや、戦闘で損害を受けた空母の修理などが行なえる機能などが準備されています。アプリを始めるとわかりますが空母の損害が非情に多くなりますので空母の修理が大変重要となります。常に状況を注意するようにして下さい。

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3.創ってみて感じたこと

創ってみてわかりましたが、空母機動部隊の攻撃力は驚異的な強さを持ちます。半端ない打撃力。そしてその防御力はあまりに脆弱。ここが出発点です。空母黎明期の1942年当時は、それぞれの空母機動部隊運用者がその本質にまだ気が付かない状況のときに生じた戦いだったと言えます。ヘビー級の強打選手がノーガードでリングの中央で打ち合うような戦いだったのです。

そして、さらにわかりましたが、空母機動部隊は「システム」です。戦艦や潜水艦は複数いても「個」の問題です。なので歴史上の進化にあるように空母機動部隊の運用にはシステマチックな防御が必須になりました。しかしそれには途轍もない資金力と製造力と情報力と技術力が必要です。その後の歴史はそのとおりに動いたのでしょう。

良く言われる「たられば」の話。すなわち、「魔の5分間」「索敵機遅延」「索敵ミス」といったものは何でも起こり得た状況の中のひとつの形でしかないのだと思います。こういうことがわかっただけでもこのアプリを創った甲斐があったと思いますが、皆様に楽しんで頂ければそれはもっと嬉しいことです。本記事を見て頂き少しでも興味を持たれた方は、ぜひダウンロードして使ってみて頂きたいと思います。まず雲海の中での広大な海域の索敵だけでも経験してみてはいかがでしょうか。

なお、本記事中に動画を紹介させて頂いておりますが、この動画はすべてアプリ画面のキャプチャで創られております。こちらを見て頂ければこのアプリの特徴が良くわかるかと思いますので良ければご視聴願います。

それでは失礼します。

boac_icon_v0_r3_1942_imageout航空母艦決闘空間1942
Hitoshi Yasui
無料
バージョン:1.3
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)

 

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