みなさん、こんにちは。 アプリマーケティング研究所、iPhonePLUS出張所です。今週はアプリ業界の異端児「クリーニングス」のインタビューをお送りします。「アプリのダウンロードが伸びない」そんな個人開発者に読んで欲しい内容です。

Q、「クリーニングス」について簡単に教えていただけますか?

会社員A:
会社員をやりながら2人組でアプリ開発をしているユニットです。「会社員A」と「会社員β」というハンドルネームで活動しています。

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(左:会社員βさん、右:会社員Aさん)

Q、いつアプリ開発の活動をしていますか?

会社員β:
2人は同じ会社に所属しているのですが、副業でアプリを開発しています。副業禁止の会社なので、社内食堂でこそこそと打ち合わせをしたり、月1~2回くらい会社の外で会っています。

Q、どんなアプリを開発していますか?

会社員A:
Androidのみでアプリを出しています。

 例えば、奇妙なおやじが占いをしてくれる「オヤジ占い」(外部リンク)、近未来の相撲ゲーム「大相撲 -23XX-」(外部リンク)、相手の残りHPをみやぶる「ライブラカメラ」(外部リンク)などです。

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(左は「大相撲 -23XX-」、右は「オヤジ占い」)

Q、「クソアプリが多い」と巷で話題ですが、収入はどうですか?

会社員β:
この1年で7本のアプリを出して収入は累計3000円、ダウンロード数は累計3500くらいです。時給に換算すると1円に満たないと思いますね。私たちのアプリが認められないのは悔しいことですが、「このアプリ、意味がわかりません」と言われたほうがしっくり来るという矛盾も抱えています。一番ダウンロードが多いのは「オヤジ占い」で約2000ダウンロードです。一応、個人アプリ開発界では「アプリが売れないクリーニングス」として知名度が上がってきています。

Q、副業禁止でも、3000円の売上じゃ副業にならないんじゃないですか?

会社員A:
まあ、そうですね……。

Q、なんというか・・・この「オヤジ占い」は誰が使うんでしょうか?

会社員β:
さあ、誰が使うんでしょうね。アクティブユーザーが一応100人くらいいるみたいです。妹に「オヤジ占い」のテストをしてもらったときには、「お兄ちゃんは何の仕事をしてるの?」と心配のメールが届きました。

Q、「最近のアプリ業界」にたいして感じることをひと言いただけますか?

会社員β:
世の中のアプリは無難すぎる、言葉は悪いですが「おまえらのアプリは役に立ちすぎる」と言いたい。世の中に、同じアプリが2つあるくらいだったら、私たちは役に立たないアプリを作ることを選択する。いまのデベロッパーはアプリを作っているのではなく、アプリに作らされているのではないでしょうか。

Q、アプリ開発は楽しいですか?

会社員A:
楽しくてしょうがないですよ。自分の好きなことをやっているので、全然儲からなくても続きはしますよね。

Q、それガラケーですか、アプリ開発者なのにガラケー使ってるんですか?

会社員β:
はい、ガラケーを使ってますよ、スマホの何がいいのか未だにわからないです。もちろんLINEも使いませんし、いまだに月額500円のガラケーのゲームをやっています。最近はスタバでMacを使っている人ばかりじゃないですか、くだらないですよ。河原でガラケーを使っていたほうがカッコいいと思っています。

Q、ガラケーの良いところを教えてください。

会社員β:
ガラケーのいいところ? 流行りに左右されないことですかね。裏をかえすと、流行りがまったくわからないということでもあります。

Q、最後にそれぞれひと言おねがいします。

会社員A:
スマホアプリの個人開発でお金儲けをしたい人に、確実に言えることがひとつあります。それは、決して私たちのマネをしてはいけないと言うことです。

会社員β:
あなたの勇気あるダウンロードをお待ちしております。

取材協力:クリーニングス(外部リンク)

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