みなさん、こんにちは。 アプリマーケティング研究所、iPhonePLUS出張所です。

 今週気になったアプリ関連のニュースや出来事を紹介していきたいと思います。

 

日本は世界一アプリにお金を使うアプリ大国である。

 先日D2CRさん主催のセミナーにて、 アプリの市場分析を行っているAppAnnieさんの世界のアプリ市場のトレンドに関する講演(外部リンク)を聞いてきました。

 ここでは3つのポイントに絞ってお伝えします。

 まず1つ目のポイントは、『日本はアプリビジネスを行うのにはとても有利な国である』ということ。

 あまり知られていないかもしれないですが、2013年の10月時点で日本がアメリカを超えて世界一のマーケットになっています。

appannie_trend2013_02

 アメリカより人口も少なくて、スマホ普及率も低い日本が、アメリカに勝つというのは実は驚異的なことで、つまり、言い換えると日本人ほどアプリ(モバイル)にお金を使う国はないということです (日本だけでアプリビジネスをするのが良い、と言っている訳ではなく)。

 2つ目のポイントは、 『収益化手法として結果がでているのはフリーミアムモデル』ということです。

 特にゲームアプリにおいて、 2012年から2013年にかけてゲームアプリの市場が伸びた部分はフリーミアムモデルのアプリ、 つまり無料でダウンロードをしてもらって、有料アイテムを任意で購入してもらうビジネスモデルが、 大きく伸びたという調査結果をAppAnnieさんが発表されていました。

 この「フリーミアム」というマネタイズ(収益化)の方法は、 アプリだけではなくインターネットのサービス全般と相性が良く、 ニコニコ動画やクックパッドはじめ多くのWEBサービスでも採用され結果も出しています。実際にAppStoreやGooglePlayの収益トップランキングを見ても、ほぼほぼ100%フリーミアムモデルのアプリですよね。

 有料アプリで提供していたものを無料に切り替えて、フリーミアムモデルに広告収入モデルに変更することで収益性が上がる事例もあります。「有料アプリしか考えたことがない」という方は検討の余地があるかもしれません。

 3つ目のポイントは、『徐々にゲーム以外にもアプリ市場が広がりつつある』ということです。

 現状は、アプリ市場の80%はゲームと言われるくらい、 アプリ市場の中での「ゲーム」というカテゴリの影響力は高いです。一方で感覚的にもそうですが、ゲーム以外のカテゴリ、 日常生活に密接したカテゴリが盛り上がりつつある傾向にあります。

 AppAnnieさんがあげた2013年に起きたトレンドとしては、

  • 音楽アプリの収益が大きく増加(Pandoraなど)
  • ソーシャル機能を持つ写真・ビデオアプリが広まる(VINE、LINEカメラなど)
  • モバイルバンキング、ファイナンス管理アプリが盛り上がる(Paypalなど)

 といったところ。

 携帯ゲーム機からスマホへ、 という非常にわかりやすいゲーム市場からはじまり、今後は、スマホを使って、日々の生活が快適になる、 そういったカテゴリへの市場の浸透がはじまっていくのではないかと考えています。

 

EUでは課金アイテムが入っているアプリは「無料」と言ってはいけない!

 最近ニュースになった出来事です。EU加盟国内において、AppStoreやGooglePlayなどで公開するアプリで、課金アイテムが入っているものに関しては「無料!」と謳うことを禁止とする方向にあるそうです。

参照:「無料」ゲームのアプリ内課金、欧州委がアップルやグーグルらと協議(外部リンク)

 つまり、 「基本無料(一部有料)」のアプリは「無料だよ!」と宣伝してはいけないということで、 目的は消費者の勘違いやトラブルを防ぐためとされています。

eu_free_apps

 どのくらいのトラブルが発生しているのかはわかりませんが、 「無料=アプリ内課金or広告が出ます」というのは明らかなので、 個人的には正直いちいちこんなことを禁止する必要はないのではと感じますが、どうなのでしょうか。

 それだけ世の中にスマホが浸透してきて、一般の人々が広くアプリを使うようになってきたが故のニュース、 とも言えるのかもしれません。

 EUでアプリをプロモーションなど行なっている方は、チェックしておいたほうがいいニュースです。

 

ユーザーはどういったきっかけでアプリを知るの?

 ミクシィ・リサーチ社が実施した、 スマートフォンアプリのダウンロードに関する調査が、 アプリ開発者の方に役立ちそうだと思ったので簡単に紹介したいと思います。

 まず「アプリを知るきっかけ」です。

smartphone_mixiresearch

■アプリを知るきっかけは?

  • 「なんとなくストアを眺めていて」が66%
  • 「友人・知人からの紹介」34%
  • 「広告から」31%

 これは個人的に実感値とも近い結果だと感じます、 特に、IT系ではない友だちに「どうやってアプリ見つけているの?」と聞くと、 ほとんどが「ストアのランキングを見ている」と言います。

 アナログにユーザーの意見を聞いていて感じる印象を元に、さらにこの調査に補足を加えるとすると、「なんとなくストアを眺めていて」=「なんとなくストアの”無料総合ランキングの上位”のほうを眺めていて」 ではないかと推測しています(カテゴリ別のランキングを見ているという人は意外にいない)。

 それと「広告から」31%はかなり多いように感じます。テレビCMとかもろもろひっくるめての「広告」ならわかりますが、どうなのでしょうか。 インターネット調査という性質上、ネットに明るいユーザーが多いため、 このような結果になっているのかもしれません。

 その他、

■ダウンロード前にスクリーンショットを見るか?

  • 「1枚目だけ読む」22%
  • 「2枚目以降も読む」43%
  • 「ほとんど読まない」34%

■レビューの数をきにするか?

  • 「いつも気にする」29%
  • 「ときどき気にする」46%
  • 「特に気にしない」23%

 などなど興味深いデータも掲載されています。 詳細は調査結果のページ(外部リンク)を御覧ください。

 


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