(文:アライ/MacPeople編集部

「プロジェクションマッピング」とは、建築物などの立体的なものに映像を投射する表現手法。と、小難しい解説から始めてしまったが、例えば、きゃりーぱみゅぱみゅさんのライブステージの様子を映し出した「au 4G LTE」のCMや東京駅の「TOKYO STATION VISION」などと言えば、「あぁー」となる人も多いだろう。最近では、大河ドラマ「八重の桜」の舞台である鶴ヶ城で開催された「はるか」というイベントが話題になった。 そしておそらく、どの映像を見ても「おぉー」とうなってしまうほど、これまで体験したことのない映像美に目を奪われるだろう。そして、こんなことが自宅でできたら、さぞカッコいいだろうな、と考える人もいるかもしれない。とは言え、これだけの光量が出せるプロジェクターや専用の機器を用意するなんて無理! とあきらめるのが普通だ。 しかし、「プロジェクションマッピングふう」のものなら、一般的なプロジェクターとiPadがあればできてしまう。それを実現するアプリが「DynaMapper」だ。 操作方法はそれほど難しくはない。新規ステージを作成したら、そこにオブジェクトをマッピングしていく。オブジェクトの形状はドラッグで変更でき、あらかじめ用意されているテクスチャーやカメラロールにある任意の画像を張り付けることが可能。また、各オブジェクトには複数の画像を張り付けておくことで、パフォーマンス中にタップして切り替えられる。簡易とはいえ、かなり表現力は高いのだ。例えば、壁に掛かった時計だけ色を変える、壁の右側だけ映像を映すなど、アイデア次第で活用方法は広がる。誕生日のときの部屋の装飾に利用してもいいし、子供の舞台セットを映像で作ったりしてもいいだろう。 オブジェクトに映像が張り付けられないのは残念だが、画像をアニメーションさせることで動的なコンテンツは作成できる。そして何より、手軽にできてしまう点が素晴らしい。実際に使用感がわかるよう、映像も用意したので、導入の判断に役立ててほしい。ちなみに今回使用したプロジェクターは、BenQJapanの「Joybee GP2」。重さ約565gとコンパクトで持ち運びできるミニプロジェクターだ。これなら、パーティー会場などに持って行ってプロジェクションマッピングを披露、なんてこともできてしまう!

  起動後、ホーム画面で新規ステージを作成すると現れる編集画面。上部のボタンは左から 「パフォーマンス」→実際の動きを確認できる 「オブジェクト作成(方形)」→方形のオブジェクトを新規作成する 「オブジェクト作成(自由形)」→変型しやすいオブジェクトを新規作成する 「保存」→作成中のステージを保存する 「ホーム」→ホーム画面に戻る 「↑」→メニューバーを消す   オブジェクトには、テクスチャーを張り付けられる。ダイアログの上部にある番号を切り替えることで、複数のテクスチャーの張り付けが可能。色の変更や、画像のアニメーション化にも対応する。また、張り付けるテクスチャーは、「Load From Roll」からカメラロール内の画像を選んでもいい。なおパフォーマンス時は、1本指のタップで元の画像が変更され、2本指のタップで各番号順に切り替わる仕様となる   オブジェクトにテクスチャーを張り付けたら、「+」ボタンをドラッグして形状を変更すればいい。通常はプロジェクターから投影された実際の映像を見ながら、対象となる場所に合わせて動かしていく   例えば今回用意した映像では、丸い柱に映像を映し出しているのだが、その場合は自由系のオブジェクトを使い、画像を湾曲させることで四角く映し出すことが可能になる。オブジェクトの配置が完了したら、左上にある「パフォーマンス」ボタンをタップして、実際に動作を確認してみよう

●ムービーで確認

 

DynaMapper 450円 販売業者:Reo-Tek カテゴリ:エンターテインメント © Reo-Tek Ltd.

 

Joybee GP2 実売価格:3万8000円前後

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